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お笑いコンビ・麒麟の田村裕(28)のベストセラー自叙伝「ホームレス中学生」(ワニブックス刊)が、映画化に続き、テレビドラマ化されることが8日、わかった。7月(日時未定)にフジテレビ系でスペシャルドラマとして放送される。この主人公・田村の役には、本人と風ぼう、雰囲気がそっくりなことからオーディションを勝ち抜いた新人子役・黒木辰哉(13)が務める。
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 発売開始から1年足らず。田村の貧乏自叙伝が、映画化に続き、そっくりさんが主演してドラマ化されることになった。
 物語に登場する中学生時代の田村を演じるのは、芝居経験の浅い新人子役・黒木。3月に100人以上が参加したオーディションで、天才子役たちを押しのけて主役の座を射止めた。田村とそっくりな風ぼうと雰囲気が決め手となった。
 田村は先日、黒木と対面。開口一番「めっちゃ似てるやん!」とそのルックスを絶賛したほど。「自然のままにやってくれたら、実は中身的にも似ているような気がしますけどね」と“分身”に期待を寄せた。
 ドラマでは台本を田村自身が監修する。中学生時代の家族離散や公園でのホームレス生活など壮絶なエピソードが詰まった原作を忠実に再現したストーリーとなる。
 今月中旬から撮影に入る黒木は現在、連日のように演技の猛特訓中。初主演に「監督がすごく悩んで僕に決めてくださったので精いっぱい頑張りたいと思います」と気を引き締めた。
 同書は、昨年9月に発売され、これまで売り上げ217万部を記録している。また原作を基に漫画本も登場。大学入試試験への出題や、小池徹平が主演で映画化(10月25日公開)されるなど、さまざまなところで話題を集めてきた。今回のドラマ化にあたり、民放各局が激しい争奪戦を繰り広げていた。

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